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ラヴィシャンカール 精神音楽の伝道師逝く

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ラヴィシャンカール 精神音楽の伝道師逝く

世界的に有名なシタール奏者のラヴィシャンカール氏が92歳で亡くなりました。

最近のラヴィ シャンカル氏と言えば、とかく「あのノラ・ジョーンズの父」とか言われがちでしたが、中年以降のオヤジやオバサン達には、ビートルズやマイルスデーヴィスなど世界の超有名ミュージシャンが傾倒した、インド音楽という神秘的な音楽の演奏者という印象のはずです。

娘のノラジョーンズ。もう説明の必要なんてありません
NoraJones.jpg

そして腹違いの妹アヌーシュカ・シャンカール。オヤジ殿と同じシタール奏者です。
シャンカールシスターズは美人です。
Anoushka Shankar2.jpg
ちなみに、このシタールに寄りかかってリラックスしてるようなカッコは、くつろいでるんじゃなくて、シタールを弾くときの正しいポジションです。

ビートルズの頃から始まり、ウッドストックでピークに達したロックブームは、その中心に居た当のミュージシャン達にとって、果てしない追及の道でもありました。

音楽を追求すればするほど、どのミュージシャンも、より深いものを求めようと苦悩したようですが、ロックを彼らの言うように「魂の叫び」とすると、一部のミュージシャンは、「魂」の部分を追求するうちに、精神文化の先進国であるインド=仏教に、もっと広大な音楽の「ネタ」があるんじゃないかと思い始めました。

我々日本人には、精神世界とか精神文化はDNAレベルで存在する話ですが、西洋人には神秘的に写ったようです。

そうしたところへ、自分はロックギタリストじゃないんだと主張し始めてた、ビートルズのジョージハリソンが、ラヴィシャンカールと彼のシタール演奏を紹介し、その神秘性と目新しさに欧米の多くのミュージシャンが飛び付きました。

これは受け売りですが、インド音楽は基本の旋律を決めたら、後は全てがいわばアドリブなんだそうで(ジャズに近い)、
つまりは、演奏する事が瞑想してる事になる、と言うか瞑想の一部みたいなモンらしいのです。だから、楽譜も無いし、同じ演奏は二度と無いのだそうです。

こうした神秘性と、シタールという楽器に、ギターと形状や奏法に類似性があると言う親近感が、新しいアドリブフレーズを模索してた西洋人に、マネするとカッコいいと思われたようですが、自分の音楽に取り込もうとすればするほど、相手の方が奥が深いので、消化不良を起こしてしまったようです。

結局、今だにインド音楽と西洋音楽を完全に融合しきれたミュージシャンは現れていません。しかしながらラヴィシャンカールが影響を与えた音楽のジャンルの広さを振り返るにつけ、どんだけ彼のキャパが奥深かったのかを、改めて認識せざるを得ません。

ご冥福をお祈りします。



Geethali Norah Jones Shankar

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